循環型社会やエコロジーに貢献する、環境にやさしい車止め。現在、生産されているプラスチックの中で最も排出量の多いポリエチレンや、廃タイヤを使用した100%再生ゴムを原材料に採用したエコシリーズ。リサイクル素材を使用することで、循環型社会やエコロジーに貢献しています。
車止めポールの専業メーカーである帝金株式会社は、金属製が主流であった車止めポールを再生プラスチックで製造し、2002年にエコマーク認定を取得しました。以後、15年間という長年にわたりエコマーク認定を継続しています。 街路という公共空間に設置されるエコバリカー本体にはエコマークが表示されており、子どもからお年寄りまで、歩行者へのエコマーク認知度向上に大きく貢献しています。 プラスチック部分に再生プラスチックを使用しており、本製品が自治体等を中心に広く普及していくことで、大きな環境負荷低減効果が期待されます。また、折れ曲がっても復元する「硬さ」と「しなり」の実現や、高い耐候性など、製品開発における技術革新と努力の点でも高い評価を得ることができました。
エコバリカー®は土壌汚染対策法施工規則で定められる、有害物質の含有溶出の基準に合格しています。
エコバリカー®は以下の公共機関に認定登録されています。
※寒冷地での使用には注意が必要です。
促進耐候性試験(サンシャインウェザーメータ)3000時間の試験結果により、車止めとしての優れた耐久性があることが証明されています。
また、一般的なプラスチック製品と異なり、肉厚があるため紫外線による劣化の影響もありません。
- 夜間の視認性アップ
- 車のヘッドライトが当たると、再帰反射塗装の表面に配したガラスビーズが入射光を反射し、バリカー本体が発光したように見えます。
- 50m先でも確認可!
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左が通常のバリカーで、右が再帰反射塗装バリカーです。50m先の距離からでも車のライトを反射し、はっきりと確認することができます。
- 再帰反射とは
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反射メカニズムを変えることにより、どんな曲面であっても入射してきた方向に光を反射させる性質のことです(雨天時は反射しません)。その秘密は、塗装表面に付着する微小なガラスビーズにあります。入射してきた光はガラスビーズによる屈折とビーズの背面にある反射材に鏡面反射し、光の入射してきた方向に反射します。 この現象を再帰反射と呼びます。帝金ではガラスビーズを特殊塗料により塗装表面に付着させることに成功しました。
- 再生ゴムチップを使用
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使用されたタイヤを再生したリサイクルゴムを使用し、地球環境に配慮しています。