このページでは、記載している用語の意味や、仕様上の疑問点についてお答えしています。
- バリカーの施工ピッチは?
- 上下式・ピラー型の理想的な施工ピッチは2mです。車の進入を防ぐだけでなく、きれいな景観も作れます。
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- クサリ内蔵型のクサリを延ばすことは可能ですか?
- 支柱径φ76.3以上のクサリ内蔵型には支柱ピッチ2m分(KS-22C・322Cは1.5m分)のクサリが内蔵されています。
施工ピッチが長い場合は、最大3mまで(KS-22C・322Cは2m分まで)延長することが可能です。
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- 車が当って、支柱が曲がったが、柱だけの交換はできますか?
- タイプによって異なります。上下式はSDタイプを除き、ビス4本を外すことで支柱の交換が可能です。
ピラー型・横型の脱着式(C・P・PKタイプ)は支柱を差し替えるだけで交換が可能です。
上下式SDタイプとピラー型・横型の固定式が破損した場合は別途基礎工事が必要になります。
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- 上下式の取替え用支柱に化粧プレート・ビスは付いてますか?
- 取替え用支柱は支柱本体・内側ブッシュ・化粧プレート・ビスで構成されています。(一部アルミキャストタイプは除く)
部品を別途購入いただく必要はありません。
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- 上下式のバリカーが破損したので支柱を取替えたいけど、20年ほど前に設置した古い製品でも取替えできますか?
- 古い製品でも取付ビスのピッチは現行品と変っていませんので、取替えることができます。
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- サインタイプ(表示版付)の印刷レイアウトはどんな文字・イラストでも印刷できますか?
- データ化した原稿をもとにインクジェット印刷を行いますので、さまざまな文字・イラスト・写真の組み合わせや単色・多色印刷も可能です。 レイアウトに関しましては図面作成等のご提案をさせていただきますので弊社営業部までお問い合わせ下さい。
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- 製品のどこかに品名が表示されますか?
- 製品に品名は表示されていません。品名が不明な場合は形状・材質・柱径・地上高・幅・施工方法などをご確認の上、 弊社営業部までお問合せ下さい。
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- 海岸付近で使いたいけど、錆が心配なのですが?
- 金属製品は塩害により錆が発生する恐れがあります。ポリエチレンのリサイクル素材を使用したエコバリカーは錆びないのでお勧めいたします。
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- ユニバーサルゲートを使って公園の入り口を規制したいが、車イス・シニアカーが通れて自転車・オートバイが入れないようにできますか?
- バリアフリー新法で定められている開口寸法900mm以上で、車イスが円滑に通行できる軌道を確保した場合、自動二輪などの進入は防ぐことができますが、自転車や原付・ミニバイクの一部の車種ではゲート内で何度か切り返せば進入してしまう事がありますので、表示板付サインタイプを併設して利用者のモラルに訴えるなどの工夫が必要です。シニアカーの場合はさらに広い軌道が必要で、オートバイに乗ったまま進入してしまう事が考えられます。そうなるとユニバーサルゲートを設置する意味が無くなってしまいます。
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- バリカーとは?ボラードとは?
- 「BARICAR(バリカー)」という名前は、BARRICADE(バリケード)とCAR(自動車)を組み合わせた造語で、帝金株式会社創業者の大塚幸三が名付け親です。建築業界では、車止め=バリカーと代名詞になっているほどです。土木業界では車止めのことをボラードと呼ぶことが多いですが、本当の意味は、船を繋ぐ系船柱のことを英語でBOLLARD(ボラード)といいます。背の低いどっしりとしたイメージを持ちますが、今では車止め全体をボラードと呼ぶことが多いです。
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- ステンレス製品の錆に関して
- ステンレスとは、鉄を主成分としてクロムを10.5%以上含む合金です。耐食性に優れ、鉄と比べて 非常に錆びにくいのが特徴ですが、設置した場所の条件や環境より汚れたり錆びる事があります。ステンレスの汚れや錆びは、ほとんどの場合が鉄粉・塩分・その他異物の付着が原因の「もらい錆び」です。鉄粉などが付着し、それが湿気を含んで赤錆び状に広がらないうちにできるだけ初期の段階に除去することが何よりも大切です。
ステンレスの汚れや錆びの原因としては、次のようなケースが考えられます。
1)工事現場や車両の走行の際に飛散する土砂、ほこり、鉄粉などが付着したとき。
2)自動車の排気ガス中に含まれる亜硫酸ガスなどの有害成分にさらされたとき。
3)工場、消却場、冷暖房設備から発生する煤塵に含まれる有害成分にさらされたとき。
4)海岸地帯の潮風に含まれる塩分が付着したとき。
5)温泉地帯で発生する腐食性ガスにさらされたとき。
6)鉄粉や塩分が付着したとき。
7)指紋の跡や手垢が付着したとき。
8)油脂類、セメントなどが付着したとき。
お手入れ方法
・ごく軽い汚れなら、水拭きだけできれいになります。
・手垢や指紋跡などはスポンジまたは布に中性洗剤をつけて拭き取って下さい。きれいに除去できない場合は、市販のステンレス用清掃薬液か有機溶剤(アルコール、ベンジン、アセトンなど)を使用して下さい。その後、必ず十分に水拭きして洗剤や薬液が残らない様にして下さい。
・鉄粉や潮風のため点状の錆びがみられる場合は、布、スポンジまたはステンレスたわしに中性洗剤をつけて拭き取って下さい。きれいに除去できない場合は、炭酸カルシウム(200メッシュ以下)やみがき粉(300メッシュ)などでこすり取って下さい。市販のステンレス用清掃薬液も効果があります。但し、薬液が残らないように十分水拭きして下さい。
・黄褐色の錆びが固着し、ひどい錆び状態の場合は硝酸の15%の希釈液で拭き取って下さい。市販のステンレス用清掃薬液も効果があります。この場合は特に入念に水拭きをして、薬液が残らないように注意して下さい。
お手入れ上の注意
・布、スポンジ、タワシ、ブラシなどの清掃用具を用いる場合は、必ずステンレスの研磨目にそって平行に、しかもできるだけ平均に力を入れて動かすようにして下さい。円を描くようなやり方をすると汚れが落ちにくく、また表面の光沢のラインをくずしたり、色むらができたりして表面が見苦しくなります。
・かなりひどい汚れの場合でも、目の粗いクレンザーやサンドペーパー、スチールウールなどを使用するのは避けて下さい。ステンレスの表面を傷つけ、鉄粉が付着しやすくなり、錆びの原因となることがあります。
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