御堂筋
大阪市中央区心斎橋筋
2025年(H型ボラード)
御堂筋
大阪市中央区心斎橋筋
2025年(H型ボラード)
御堂筋は大阪市の中心部を南北に貫くメインストリートです。建設当時とは社会情勢が大きく変化し、人々の行動形態や周辺のまちの状況も大きく変わってきました。そうした社会の変化や時代の要請に対応した新たな御堂筋へと再編されています。
また、御堂筋は全国で最初に指定された「歩行者利便増進道路」(通称:ほこみち)です。
当初の計画では車両用防護柵を設置する予定でしたが、「支柱の脱着を可能にしたい」という要望があり、特注の耐衝撃性車止めハイパーボラードをご採用いただきました。街灯などと色調を合わせ景観と共に歩行者の安全を担っています。
従来の車止めポールの支柱内部は空洞でしたが、ハイパーボラードの支柱内部には細いパイプの集合体が内蔵されています。車両衝突時には内部のスクラムパイプが連続的につぶれるように変形し、衝突エネルギーを吸収して衝撃を受け止めます。
仕上げは、ステンレス・フレーク入りの高機能カラーコーティング材を採用し、当初のカラーデザインを保ち続けることが出来るように配慮しています。丸い反射テープが大阪らしくて可愛いですね。
ハイパーボラードは、国土交通省のNETIS(公共工事等における新技術情報提供システム)に登録されています(登録番号 KT-210038-A)。 また、「防護柵の設置基準・同解説 ボラードの設置便覧」に基づき H型ボラードの性能確認試験を行っております。