佐久市は長野県の東部に位置し、日本で海から一番遠い都市として知られています。 避暑地として有名な軽井沢にも近く、温泉地や星型城郭など多くの観光スポットに恵まれています。 また、上信越自動車道や北陸新幹線など交通の便もよく、駅前には大型店舗が立ち並んでいる東信地方の中心都市です。 交通安全への意識が高く、耐衝撃性車止めハイパーボラードを高く評価いただいています。施工実例一部をご紹介します。

北陸新幹線佐久平駅南側の開発において、区画整理の道路にはハイパーボラードHYP-01A.PK(土中式タイプ・地上高720㎜）が採用されています。令和３年に発刊された「ボラード便覧」には「Ｈ型ボラードは原則として土中式を選定するとよい」と明記されています。その理由としては「車両衝突時の機能 および 縁石近くの車道側に寄せて設置することができるため、歩道側の空間を広く確保できる点からも有利となる」ことがあげられています。結果的に、縁石～点字ブロック間の狭小スペースに設置でき、視覚障害者にも優しい位置関係になります。こちらの佐久平駅周辺では見通しを良くするために地上高720㎜と標準より少し低くしたハイパーボラードを納品しました。

砂田公園

佐久平駅南地区の住宅街に位置するこちらの公園は面積が2,450平方メートルあり、中央にソーラーパネルの付いた四阿を配置し、遊具のある「こどもの広場」と芝生で覆われた築山のある「花と芝の広場」、高木と長いベンチのある「憩いの広場」で構成されています。外周にはH型ボラードのハイパーボラードと視覚的抑止のN型ボラードをご採用いただきました。

砂田公園には色とりどりの8種類のサクラを植え、花や樹形の違いを楽しみながらお花見ができる公園となります。

臼田総合運動公園

大規模改修工事のため、使用停止にしていた多目的広場は令和５年６月１日からサッカー場及び野球場の開放が予定されています。駐車場も整備され、駐車スペースの背後にハイパーボラードが設置されました。

ハイパーボラードが交通安全の礎になる事を願って止みません。

帝金では「創意と工夫」をモットーに、これまで誰も見たこともない製品開発に取り組み、今後も社会貢献してまいります。