新大村駅
長崎県大村市植松3丁目
2022年
新大村駅
長崎県大村市植松3丁目
2022年
2022年9月23日、西九州新幹線の開業に伴い、長崎県大村市に新大村駅が新設されました。駅前広場も整備され、帝金の耐衝撃性車止めハイパーボラードを多数ご採用いただきました。
令和3年3月に「防護柵の設置基準・同解説 ボラードの設置便覧」が発刊されて以来、全国の交差点開口部では、H型ボラード(耐衝撃性ボラード)が設置されることが多くなってきました。
新大村駅の駅前広場でもハイパーボラードHYP-01A(土中式タイプ)が多数採用されています。前述の「ボラード便覧」には「H型ボラードは原則として土中式を選定するとよい」と明記されています。その理由としては「車両衝突時の機能 および 縁石近くの車道側に寄せて設置することができるため、歩道側の空間を広く確保できる点からも有利となる」ことがあげられています。結果的に、縁石~点字ブロック間の狭小スペースに設置でき、視覚障害者にも優しい位置関係になります。
また、ハイパーボラードの支柱カバーとスリーブパイルには高耐食性鋼管(ZAM製鋼管)を採用し、見栄えだけでなく、長く耐衝撃性能を維持できるように配慮しています。H型ボラードを選択する上で大切なポイントです。