佐賀市内交差点
佐賀市天神橋交差点他
2022年
写真の場所は佐賀市中心部にある都市緑地・どんどんどんの森（愛称どんスリーの森）傍の交差点です。正式名は天神橋交差点というのですが、地元では「どん３（どんスリー）交差点」と愛称でよばれています。令和3年3月に「防護柵の設置基準・同解説 ボラードの設置便覧」が発刊されて以来、全国の交差点開口部では、Ｈ型ボラード（耐衝撃性ボラード）が設置されることが多くなってきました。
佐賀県内の交差点でもハイパーボラードHYP-01A(土中式タイプ）が多数採用されています。前述の「ボラード便覧」には「Ｈ型ボラードは原則として土中式を選定するとよい」と明記されています。その理由としては「車両衝突時の機能 および 縁石近くの車道側に寄せて設置することができるため、歩道側の空間を広く確保できる点からも有利となる」ことがあげられています。結果的に、縁石～点字ブロック間の狭小スペースに設置でき、視覚障害者にも優しい位置関係になります。
どんどんどんの森が近くにあることもあり、保育園のお散歩コースにもなっており、交通安全への対策が課題となっていましたが、ハイパーボラードを設置する事により安全性が高まったと高評価をいただいております。オプションでライムイエローの超高輝度反射テープを２段装着し、夜間の視認性を格段にアップしています。
こちらは佐賀市の東中野交差点です。ハイパーボラードの支柱カバーとスリーブパイルには高耐食性鋼管（ZAM製鋼管）を採用し、見栄えだけでなく、長く耐衝撃性能を維持できるように配慮しています。Ｈ型ボラードを選択する上で大切なポイントです。
帝金では「創意と工夫」をモットーに、これまで誰も見たこともない製品開発に取り組み、今後も社会貢献してまいります。
