「花月園」は、横浜市鶴見区にある街で、市内最東端に位置する海と山に囲まれた自然豊かな場所です。 1920年頃、花月園には「東洋一の遊園地」と呼ばれた「花月園遊園地」がありました。そんな「花月園遊園地」があった跡地に「鶴見花月園公園」が開園しました。園内の総面積は4.7haを誇り、鶴見区に公園ができるのは、約40年ぶりとなっています。鶴見区は大きな公園が少なく、現在もあるのは「県立三ッ池公園」や「入船公園」などです。

花月園公園内のポイントポイントで庭園灯としてイルミーナをご採用いただきました。支柱カバーはダクタイル鋳鉄製で「花」「月」「園」と切り文字をあしらっています。「お洒落ですね」とご好評いただいております。発行部分は強化FRPで作られていて悪戯されても簡単に壊れるようなこともありません。

高台からはベイブリッジやみなとみらいが見渡せるロケーションで夜景もさぞ素晴らしいのではないかと想像します、芝生の原っぱや遊具のある広場、健康器具などがあります。 この地には、大正期には東洋一の遊園地と言われた「花月園遊園地」が開園し、とても賑わいを見せていました。その後、花月園競輪場などの変遷を経て、このたび、公園として楽しめる場所となりました。防災公園という一面もあります。

大原っぱから階段を上がると「ゾウさん広場」があります。アスレチックや滑り台など、幼児用から小学生の楽しめる遊具が10個以上ありました。お子さんの年齢に合った楽しみ方ができるよう、さまざまな遊具が設置されています。日が暮れるまで親子連れが遊具で遊んでいました。イルミーナがあかりを灯しています。

新橋の料亭花月楼の主人平岡廣高が1914年に開設し、観覧車、メリーゴーランド、豆汽車といった近代的遊具のほかにも、大山すべりやボート池、つり橋などの地形を生かした施設が人気を集めました。動物園や室内スケートリンク、大運動場まで抱えた敷地は、７万坪もあったということです。「西の宝塚、東の花月園」と称された花月園少女歌劇は、日本の子どもたちの憧れの的となりました。花月園は、ダンスホール発祥の地としても知られ、子どもだけでなく、大人も楽しめる施設として、一世を風靡しました。

とても広大な広場のため、春の花見が楽しみですね。あたたかい季節になったら、ピクニックで訪れてみようと思います。