大手町(一ツ橋~錦橋)
東京都千代田区大手町1丁目4番地
2021年
大手町(一ツ橋~錦橋)
東京都千代田区大手町1丁目4番地
2021年
むかし一ツ橋は、内濠川に架かる見附橋で、徳川家康が江戸城に入った頃は、大きな丸木が一本架けられていて、その名で呼ばれていたそうです。 1740年頃より、神田橋から一ツ橋までの日本橋川対岸は、徳川御三卿の一つである、一橋徳川家の屋敷でした。現在は気象庁や大手町合同庁舎、商社の丸紅本社などが建ち、広大な屋敷であったことがわかります。
日本橋川沿いに歩くと、対岸に江戸時代の石垣を見ることができます。写真手前は、一ツ橋門の枡形櫓台の石垣ですが、ご存知の通り首都高速が空を覆ています。いつも利用している身ではありますが、いつの日か空を取り戻してほしいと思います。
一ツ橋を渡って丸紅本社前に来ると、そこは昔「一橋徳川家の屋敷」でした。このたび丸紅新本社ビルの建設に合わせ、川沿いの遊歩道が整備され、高架下に憩いの場が誕生しました。そんな歴史的な場所に種別SPの転落防止柵をご採用いただきました。