《特集2》耐衝撃性車止 ハイパーボラード
北海道・九州編
2020年
《特集2》耐衝撃性車止 ハイパーボラード
北海道・九州編
2020年
札幌市駅前通り
以前から帝金のチェーン柵をご採用いただいておりましたが、このたび東京五輪のマラソンコースになることもあり、耐衝撃性ハイパーボラード仕様のチェーン柵に再施工されました。外見はいままでと変わりまぜんが、土中式杭基礎のスリーブパイルで施工され、支柱内部にはハイパーユニットを装着しています。フタと南京錠を隠すために地際部にカバーを新規装着しました。
札幌市北三条広場(アカプラ)
いまや札幌の観光名所となっている北海道庁前の北三条広場(愛称:アカプラ)。「十字路をT字路にして道路を広場にする」という一大プロジェクトで、2014年に完成しました。誤って車両が広場に侵入しないように、このたび耐衝撃性車止めのハイパーボラードをご採用いただきました。脱着式カギ付きの仕様で、オリンピック開催時には支柱を取り外してフラットなマラソンコースに早変わりします。
札幌市平和通交差点
平和通は札幌市中央区から同市白石区、厚別区を経て北広島市に至る札幌圏都市計画道路です。比較的交通量の多いこの道路の交差点に脱着式のハイパーボラードをご採用いただきました。除雪や凍結深度のことを考慮すると積雪地帯・寒冷地には好都合の製品であると寸評をいただきました。
札幌市西区交差点
札幌市の交差点安全対策工事に早速新製品のハイパーボラード横型をご採用いただきました。一見、通常の横型タイプに見えますが、杭基礎のスリーブパイルと支柱に内蔵しているハイパーユニットで強度を確保しています。ハイパーユニットは車両衝突時、連続的につぶれるように変形し衝突エネルギーを吸収します。
大分市鶴崎交差点
鶴崎は江戸時代に肥後・熊本藩が瀬戸内海への玄関として豊後に設けた港町です。毛利空桑の塾・知来館と居宅・天勝堂(ともに県指定史跡)が残り、資料館があり「空桑思索の道」も隣接しています。そんな由緒ある港町の交差点にソーラーLEDユニットを装着したハイパーボラードをご採用いただきました。色は景観色のグレーベージュ。
大分市城南地区交差点
"とまれ"という文字が可愛かったので、思わずスナップ撮りをしてしまいました。観光地や人が集まる場所だけではなく、身近な生活道路や通学路など、ハイパーボラードが人に寄り添い、交通安全の礎になって欲しいー。そんな思いを託して開発した製品です。
長崎県交差点
長崎県内各所にハイパーボラードをご採用いただいております。長崎県では「交通事故のない安全で安心して暮らせる長崎県の実現」を目指し、「人優先」の交通安全思想などを基本とした取り組みを強力に推進しています。
佐賀県白石町交差点
ハイパーボラードゴム製カバータイプの施工実例です。視覚障害者の方々にとっては交差点に設置されるボラードは通行の邪魔になるというお話をよく聞くのですが、一方で歩道に侵入してくる車両からいち早く逃げることが難しいのでボラードは必要というご意見があるのも事実です。帝金では歩行中ボラードに接触しても衝撃をやさしく緩和する高強度で優しいハイパーボラードを開発しました。ハイパーボラード・ユニバーサルデザインの誕生です。
福岡県糸島市交差点
白色のハイパーボラードは周りの構造物に合わせることが出来ると同時に視認性が良いと言われています。帝金では、黄・白・ダークブラウン・ダークグレー4色をレディメイドとしてラインナップしています。