ウポポイ(民族共生象徴空間)
北海道白老郡白老町
2020年
ウポポイ(民族共生象徴空間)
北海道白老郡白老町
2020年
ウポポイは日本の貴重な文化でありながら存立の危機にあるアイヌ文化の復興・発展のための拠点となるナショナルセンターです。また、将来に向けて、先住民族の尊厳を尊重し差別のない多様で豊かな文化を持つ活力ある社会を築いていくための象徴として整備されました。愛称「ウポポイ」は、アイヌ語で「(おおぜいで)歌うこと」。帝金では種別SPの転落防止柵や写真のような小枝をモチーフにしたP種の防護柵などを製作させていただきました。
ウポポイ内には数本の橋があり、ここでは天端に木材を配置したSP種の転落防止柵をご採用いただきました。群集荷重を考慮しているので主材は目立ってしまいますが、出来る限り周りの景観に溶け込むように工夫しました。後ろに見える建物は、日本最北の国立博物館・アイヌ民族博物館(アヌココㇿ アイヌ イコロマケンル)