車止めポール・バリカー・ボラードの帝金株式会社

車止めポール・バリカー・
ボラードの帝金株式会社
陸前高田駅


陸前高田駅

岩手県陸前高田市高田町字館の沖

2018年

東日本大震災で寸断されたJR大船渡線は、バス転換した大船渡BRT(Bus Rapid Transit:バス高速輸送システム)によって大船渡から気仙沼を繋いでいます。

陸前高田市高田町の新しい中心市街地に整備された大船渡線BRT「陸前高田駅」が2018年4月1日、同駅前広場が2018年9月1日にオープンしました。 建物は、淡い緑色の屋根やペールトーンの壁など、震災前の駅舎を模して造られており、市街地の新しい"顔"となるだけでなく、かつてのまちの記憶をたどることができます。

駅名の上に"1933"という数字があります。

1933年(昭和8年)12月15日に開業したという意味でしょうが、同年3月3日午前2時31分頃、釜石の東約170kmの海底を震源とするM8.3の地震が発生し、宮城県・岩手県の両県が大津波により大きな被害を受けた年でもあります。

駅前広場には再生プラスチック製の車止めEPP-02NAをご採用いただきました。

支柱径は165mmと太く存在感があります。また錆びる心配がないので、海沿いの地域で問題になる塩害にも優れた性能を発揮します。

2017年には公益財団法人日本環境協会よりエコマークアワード優秀賞に選ばれました。

赤色のバスが到着しています。東日本大震災で寸断されたJR大船渡線は、バス転換した大船渡BRT(Bus Rapid Transit:バス高速輸送システム)によって大船渡から気仙沼を繋いでいます。

遠くにはコンクリートで造られた防潮堤が見えています。

新しい中心市街地に、震災以前のまちを思い出させる駅舎が再建されたことは、市民にとっても、陸前高田を訪れる人たちにとっても大切なことと思われます。

帝金では少しでも震災復興のお役に立てる製品を提供していきたいと思っています。

ページのトップへ