穴水駅
石川県鳳珠郡穴水町字大町
2015年
今からおよそ100年ほど前、アメリカの天文学者パージヴァル・ローエルは穴水を訪れた際「伝説やおとぎの国から飛び出たような町」と言ったそうです。また、昭和63年には、環境庁主催の「星空の街」「あおぞらの街」の一つにも選ばれました。
写真は「のと鉄道・穴水駅」。古き日本家屋を思わせる白壁が印象的な駅舎に改修されました。駅舎に併設された右側の施設は、穴水町観光物産施設「四季彩々」。穴水駅は、のと鉄道の本社がある駅で、奥能登地域への玄関口でもあります。
北陸新幹線金沢開業を見据え、駅舎の隣に新設された穴水町観光物産施設「四季彩々」の建設工事に並行して、駅舎の改修が進められました。 ご覧のように、駅前広場や駐車場も再整備されました。ボラードも日本家屋に合わせたデザイン「瓦ボラード KAW-01Aいぶし」をご採用いただきました。
いぶし仕上げ
焼成の最終工程で"コミ"や"いぶし"と呼ばれる薫化を行い、銀色の炭素膜を形成させます。いぶし銀のような色と"サエ"と呼ばれる独特の質感は、変色・退色することなく長い間保ち続けます。
