東武鉄道
下今市駅転車台広場
栃木県日光市今市
2017年
日光・鬼怒川地区の「SL大樹」が2017年8月より営業運転を開始しました。東武鉄道では約半世紀ぶりのSLの復活です。一日3往復していますので、車窓から東武鬼怒川線沿線の様々な時間帯の風景を楽しむことができます。
運転の拠点となる下今市駅の構内は、駅舎の改修をはじめ、SL機関庫の新設、転車台を中心としたSL見学エリアの整備が行われました。転車台の周りには転落防止柵SK75-IPが進入抑止の目的で設置されています。
転車台とは、車両の向きを変える設備です。
広場では転車台を使用したＳＬ関連車両の入替え作業を間近に見ることができます。立入抑止柵のパネル部分もタテサンタイプと透過性のよい合せガラス部分があり、小さなお子様も間近に車両の入れ替えを見学できます。間近を走るＳＬの迫力に感動します。
転車の瞬間を間近で見られる広場と人気スポットです。
支柱はI型鋼、パネルは鋼材、トップレールには再生木材というメンバー構成です。再生木材を曲げることはできないので、角度をつけながら転車台広場のアールに沿わせています。
SL大樹のヘッドマーク
約半世紀ぶりに復活したSL大樹の活躍を転車台広場より見守り続けます。
